凡夫の叙情とエッセイ

頭で考えたり心で考えたりして書き散らす

2021-01-01から1年間の記事一覧

気持ち良く生きたい

気持ち良く生きるという事は自分の気持ちを考えるということです 気持ちの都合が良いように生きるという意味であったり、気持ちが盛り上がるように生きるという意味であったりします ただ何時だって振り返らなければならない事は、気持ち良いのは自分だけだ…

表現は体験によって読み解かれるから

思考というバイブルに私は逃げる。権威ある書物で私を語ろうとする。そうして血肉がすり減り、痩せたのが今の私。祈れ。祈りを体現せよ。語らうとは、体験によってあなたを知り、体験によって私が知られるという事だ。私の思考がいくらうず高く権威高く積ま…

メンヘラとばかり付き合いやすい事について(独断と偏見)

その原因を考えてみた。 1.メンヘラ以外をフィルターにかけてる └普通の人は好意が不透明な人を通常好きにならない 雑に言うと「脈アリ」「脈ナシ」という感じ。 誰にでも愛想がよかったり好意が曖昧だったりなどな人、甘えたり頼ったり誘ったりができない人…

生きるという事

僕が犬を撫でる時は犬が必要だから撫でるのではないし、犬の温もりに胸を満たすのは犬が必要だからではない。犬がいなくなって楽になることもあるが、犬が病んでも呼吸があることに感謝した。 僕が生きるという事、愛し愛される事もまた、必要性とは無関係な…

プライド。あるいは敬意。

恥じない理由を探している時間の多い人生だったと思う。そしてこれから減っても、中々なくなりっこないだろうとも思う。 僕は洋服が好きだ。しかししばしば「自分なんか」という考えがもたげる。自分の容姿を好きではないし、所謂センスという点においても「…

豊か

歩みを止めて空へカメラを向ける人が居た その真似をするように僕も空を見上げる 変哲のない空に何かを探す野暮はしない 空の中から一番いい空を僕も探す その良さを心に書き留めて 再び僕は帰路につく

涙のせせらぎ

人はさあ! 優しさだとか秀才だとか器量の良さだとか、美しくって柔らかいものにすがりたいんだよ! そしてそれは、いつだって人に淀む影にさす光で、人を影の上に立たせてくれるんだぜ

夢の記録。百鬼夜行

夢の中に滅茶苦茶たくさんの虫が出てきた。初めは家に蚊がたくさんでるようになった。それからダニがでて、トンボが出て、カマキリが出て……。どうしようもなくて、引っ越しを真剣に考え始めた頃ゾロゾロと、虫を始めとした百鬼夜行のような奇々怪々な行列が…

科白に求め過ぎるという事

ただ、何かを賛美するという事にも俺は随分と逡巡する。言葉の重み、意図、意味、効果、行く先、質感、精度、義理……。なんとはなしそんな事を思い始める。それは多くの人にとっては見ないし、見えない事で、くだらない齟齬を生む。俺の言葉は迷いや疑いに満…

バミる

人の正義は人の都合によってあるのだと思っていたが、きっと都合ではなく人の立場によって変わるのだ。 人の都合を見ても仕方がない。その人がどんな立場に居て、どんな立場を望むのかを見極める事が大事だ。 それが例えその人の不幸せでも、そのひとの惰性…

命の短い真実に無責任な厳格さ

一端の詩人を気取って、なのか、普遍的なあり方を求め過ぎてしまう。答えを求め過ぎてしまう。 刹那的に、無意味に、何一つ美しくなく、ただどうしようもなくあるがままにあったっていいのに。どうしてそこに時間や意味や重みを求めてしまうのか。儚さにさえ…

一人暮らしの体脂肪率

一人暮らしの汚れはどうしてか、受け入れられる。 時には汗ばむ身体のような不快さも当然あるけれど、大方まるで我が体内のようになんということはない。 それに、日々の連続を僕は知っているんだ。切れ間のない日々のその変化に人は疎い。少なくとも僕はそ…

人の命は……

万能ではない僕らがそれでも欲深く、何かを大切に思うのならば「なるようになる」そう思わずしてどうして大切に思えようか。 万能ではない僕らがそれでも欲深く、行動を起こすのならば「駄目で元々」そう思わずしてどうして甘んじずに居られようか。 我が意…

生きる日々に祝福を

自尊心とは、言ってしまえば人と人との関わり合いや愛の話。自分が望まれてるのか、自分が許されるのか、自分が認められるのか。そういう話。価値の主軸が自分の価値観にあったとしても、やはり価値の大小は人を通してフィードバックされるもの。不自由って…

成せる事を成してゆけ。

自分の作品に絶望する事がある。だから笑って言うんだよ。「そんな欲望があるなら大丈夫」ってね。ああ、そう。才能を理由に始めたわけじゃないから、才能を理由に辞められるわけがない。ああ、それでいい。どれだけ駄作でも、どれほど底辺でも、身の程の上…

季節を忘れる

夏の盛りが続く頃、僕は冬を忘れる。冬がどんなものなのかを忘れてしまうのだ。家の隅に仕舞われた冬のアウターやマフラー。夏には履かないブーツなどを見て季節を思い出す。詰まり人とは、忘れる生き物なのだ。だからきっとこの夏も忘れてしまうだろう。

いいよいいよ

優しさに甘えていると愛想を尽かされるのは当然の事だと思いなおした。 それはそうとして、しばしば価値観の違いによる不満に対して用いられる「いいよいいよ」という言葉の謎がわかったかもしれない。 誰の罪でも失敗でもない物事に「いいよいいよ」と言っ…

エイエイオー

負けは悔しいけど、それが情熱ってやつだし熱いだろ?身の程を楽しもうぜ。

人それぞれ、その時々

最近は、働きながら優しさについて考えています。「当たり前」や「べき」などと言わず、花や草を育むように、環境や状態など相関する様々な事をその都度考えなければならないなと思い始めています。優しさとは、とても相対的なものなのだと考えています。 人…

私の、私だけの

自分の中に育まれる世界があるのは確かな事 それはきっと宇宙のどこかにある星 それはきっと私にだけわかる事 だから旅に出ようか 世界をもっと育んで どこかで見つけるまで いつか真実描けるまで

まさにその通り

え!? いつか死ぬの? 俺たちも?!

勝つためには勝たなければならない

勝つ事を望むなら負けてもいい。負けない事を望むなら勝たなくてもいい。 勝ちたい事は負けてでも勝て。やりたい事は駄作でもやれ。 そうでもないものは欲張るな。 ──きっと人生は長い。だけど自分からあれこれやるには人の時は早すぎる。生活が、仕事が、小…

名状し難い人生の保護について

文化的な物事とは人の根源(そもそも)の豊かさだ。 生活の豊かさよりも、利便性の豊かさよりも、もっと人そのものに属する豊かさだ。 欲求や流行とは異なり、文化的な物事とはあくまでもただの豊かさだ。 ただ“豊かさ”だから、別になくったって構いやしない…

ちょっとした寂しさの作り出すシネマのような

正確には違うだろうけど、大雑把に見れば人は矛盾を抱えて生きていると思う。 好きな人を好きになるわけではないという事を今朝、なんとなし実感した。 だからそう思った。 好きだけど好きじゃない人を好むにはきっと自分を間違い続けなければいけない。 好…

オモシロガルライフ

この世を少しでも面白く生きていたい。 別にその日暮らしの世捨て人になりたいというわけではない。 「面白い」という感覚や心を大切にしていきたいという事だ。 しかし「面白い」という感覚は、人生の糞の役にもたたない。 特殊な例を除いて、金にも地位に…

あべこべまぬけ

憂鬱なとき、誰かと何処へ行ったり誰かとただしっぽりと過ごしたり、そんな事を思うけど、暇はあれどもそんな間を僕は持ち合わせちゃいない。 横になってあくびを一つ。寂寥感はあれども、しっぽりと時間は過ぎてゆく。

本物の偽物

自信も理由も愛も糞も何もいらねえ。 にわかに散漫として息切れしてしまうような、下らない日々や心のあれこれで変温するような、そんなもの当てにしねえ。習慣づけて自己暗示し続けて、そういう性質、生態のようになればいい。余計なことを考えるな。駆け出…

花のように

花を見て思った。 なんてことない花がなんで俺の心まで突き抜けるのか。 きっと花には花の幻が実在するほど敷き詰められていて、だから俺は舌を巻く。 きっとこんな風にあるべきだ。 俺も俺の幻を敷き詰めよう。 幻が一つの実在になるまで。

きっともっと

もうこんなの描けない! と思いながら、自分の描き出した作品を読みまくる。 いつだってそう。幸せな物事、最高な時間、新記録、そんなものは二度と更新できないような気がする。 それほどに、愛着を持つ。 しかし、その愛着は足かせのように活力を留めるか…

可愛いね

可愛いね。という言葉に幾らか侮蔑の意識があるんじゃないのか。 そんな風に迷ったことがある。 愛玩動物、児童、時には愛くるしい女の子や間の抜けた人……。 可愛いという言葉がしばしば毒を持つような気がするのは、おそらく間違いではない。 しかし「可愛…