凡夫の叙情とエッセイ

頭で考えたり心で考えたりして書き散らす

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

人の命は……

万能ではない僕らがそれでも欲深く、何かを大切に思うのならば「なるようになる」そう思わずしてどうして大切に思えようか。 万能ではない僕らがそれでも欲深く、行動を起こすのならば「駄目で元々」そう思わずしてどうして甘んじずに居られようか。 我が意…

生きる日々に祝福を

自尊心とは、言ってしまえば人と人との関わり合いや愛の話。自分が望まれてるのか、自分が許されるのか、自分が認められるのか。そういう話。価値の主軸が自分の価値観にあったとしても、やはり価値の大小は人を通してフィードバックされるもの。不自由って…

成せる事を成してゆけ。

自分の作品に絶望する事がある。だから笑って言うんだよ。「そんな欲望があるなら大丈夫」ってね。ああ、そう。才能を理由に始めたわけじゃないから、才能を理由に辞められるわけがない。ああ、それでいい。どれだけ駄作でも、どれほど底辺でも、身の程の上…

季節を忘れる

夏の盛りが続く頃、僕は冬を忘れる。冬がどんなものなのかを忘れてしまうのだ。家の隅に仕舞われた冬のアウターやマフラー。夏には履かないブーツなどを見て季節を思い出す。詰まり人とは、忘れる生き物なのだ。だからきっとこの夏も忘れてしまうだろう。

いいよいいよ

優しさに甘えていると愛想を尽かされるのは当然の事だと思いなおした。 それはそうとして、しばしば価値観の違いによる不満に対して用いられる「いいよいいよ」という言葉の謎がわかったかもしれない。 誰の罪でも失敗でもない物事に「いいよいいよ」と言っ…

エイエイオー

負けは悔しいけど、それが情熱ってやつだし熱いだろ?身の程を楽しもうぜ。

人それぞれ、その時々

最近は、働きながら優しさについて考えています。「当たり前」や「べき」などと言わず、花や草を育むように、環境や状態など相関する様々な事をその都度考えなければならないなと思い始めています。優しさとは、とても相対的なものなのだと考えています。 人…

私の、私だけの

自分の中に育まれる世界があるのは確かな事 それはきっと宇宙のどこかにある星 それはきっと私にだけわかる事 だから旅に出ようか 世界をもっと育んで どこかで見つけるまで いつか真実描けるまで

まさにその通り

え!? いつか死ぬの? 俺たちも?!

勝つためには勝たなければならない

勝つ事を望むなら負けてもいい。負けない事を望むなら勝たなくてもいい。 勝ちたい事は負けてでも勝て。やりたい事は駄作でもやれ。 そうでもないものは欲張るな。 ──きっと人生は長い。だけど自分からあれこれやるには人の時は早すぎる。生活が、仕事が、小…

名状し難い人生の保護について

文化的な物事とは人の根源(そもそも)の豊かさだ。 生活の豊かさよりも、利便性の豊かさよりも、もっと人そのものに属する豊かさだ。 欲求や流行とは異なり、文化的な物事とはあくまでもただの豊かさだ。 ただ“豊かさ”だから、別になくったって構いやしない…

ちょっとした寂しさの作り出すシネマのような

正確には違うだろうけど、大雑把に見れば人は矛盾を抱えて生きていると思う。 好きな人を好きになるわけではないという事を今朝、なんとなし実感した。 だからそう思った。 好きだけど好きじゃない人を好むにはきっと自分を間違い続けなければいけない。 好…

オモシロガルライフ

この世を少しでも面白く生きていたい。 別にその日暮らしの世捨て人になりたいというわけではない。 「面白い」という感覚や心を大切にしていきたいという事だ。 しかし「面白い」という感覚は、人生の糞の役にもたたない。 特殊な例を除いて、金にも地位に…

あべこべまぬけ

憂鬱なとき、誰かと何処へ行ったり誰かとただしっぽりと過ごしたり、そんな事を思うけど、暇はあれどもそんな間を僕は持ち合わせちゃいない。 横になってあくびを一つ。寂寥感はあれども、しっぽりと時間は過ぎてゆく。