凡夫の叙情とエッセイ

頭で考えたり心で考えたりして書き散らす

人それぞれ、その時々

最近は、働きながら優しさについて考えています。
「当たり前」や「べき」などと言わず、花や草を育むように、環境や状態など相関する様々な事をその都度考えなければならないなと思い始めています。
優しさとは、とても相対的なものなのだと考えています。

人は人それぞれ生きている。さらには一個の同じ人でさえ同じにあり続けることはできず、他人から見えるのはほんの一面程度です。

優しさとは、それぞれの人と、その時々ときちんと相対し、見えない多面性に対して傲慢にならないことではないでしょうか。

知らぬものは知らぬとして、優しくあるというのは、そのようにしてはじめて準備が整うとても相対的なものなのだと考えています。