凡夫の叙情とエッセイ

頭で考えたり心で考えたりして書き散らす

日々の肌触り

明日は休日なので夜ふかしをする。
ゆとりのある夜。
ゆとりのある朝。
せせらぎの聞こえ始めるような静かな時間。
この頃は気づかなかった夜の音や朝の布団の温もりが優しくて仕方のないこと。
ああ仕方のないこと……。
こういった日々の無意味こそ、たとえ日々の中で思い出されずとも日常を支えてくれている。
だから私は多忙の中でも決して蔑ろにはするまい。この慎ましく奥深い安らぎを。